廊-KOHBUNDO-では、今年十勝文化奨励賞を受賞した書道家・赤間裕史(号 裕堂)を迎えての書作展を開催します。 古典と前衛とを自由に行き来する作家の筆は、紙の上にとどまらず空間へと広がります。本展示では、ギャラリーのガラスに直接したためた「花」や、文字を造形へと昇華した作品群にその片鱗を垣間見ることができるでしょう。 人は言葉に文字という形を与えました。その文字から再び形を取り去り、表象だけを表現しようとする試みもまた、本展の主題「戯」と呼応します。 作家は、自身の書道家としての制作活動と並行して書道教室を主宰。日ごろから後進の育成にも力を注いでいます。JR帯広駅地下・帯広市民ギャラリーでは11月3日(火・祝)まで書道教室 裕徳社「第10回記念 墨縁展」を開催中。
ぜひ併せてお楽しみください。
<展示期間>
2020年10月29日(木)~11月10日(火)
10時30分~18時(水曜日定休)
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