
帯広市内で英語学校を経営しながら、生まれ故郷である豊頃町に通いハルニレの木を撮り続ける浦島久による写真展。廊-KOHBUNDO-ギャラリーが開催する2020年最後の展示となります。
本展示では11月23日に発売となった同名写真集『ハルニレーTHE ELM TREE-』(IBCパブリッシング)の出版記念として、収録作品から抜粋したおよそ30点をオリジナルプリントにてご覧いただけます。また会場に設置した大型モニターでは、ピアニスト・伊藤幸治氏とコラボレーションしたスライド作品「4つのハルニレ物語」を上映します。
写真家だった父が被写体にしていた樹齢150年超と言われるハルニレ。やがてその後を追うように木に通い続ける日々から生まれた作品群は、主題である「ハルニレの木」の定点観測という枠を超えて、四季を通じた風景の微細な移り変わりまでを捉えます。
北海道・十勝のアイコンとしても知られるハルニレの木の写真展。外の空気がいっそう冷たく感じられる時期での開催となりますが、ぜひ会期中に一度足をお運びください。
<展示期間>
2020年12月5日(土)~12月20日(日)
10時30分~18時(水曜日定休)

Comentarios