三浦健司 写真展「光の風土記 十勝晴れ」
朝晩の気温が連日氷点下まで下がり、街並みが白く雪に覆われる時期も近づいてきました。冬が日ごとに深まる候、廊-KOHBUNDOでは写真家・三浦健司の作品展を開催いたします。
帯広出身で、写真学校進学のため上京した作家は30年以上にわたり出版や広告分野で写真に携わってきました。3年前に地元十勝へと戻り、初めての写真展が本展示です。
本展示は、2020年に銀座ニコンサロン/大阪ニコンサロンで展示された同名展「十勝晴れ」を新作により再構成したものです。「光の風土記」と付したように、青空が広がる日が多く、澄んだ光が注ぐ十勝の特徴を、自然風景だけでなくそこに暮らす人の息吹きが感じられる畑風景や納屋を通して表現しました。
カラープリント2点を含む全22点で構成した展示は、かつての銀塩写真のクオリティをデジタル技術で再現し、あるいは超えていこうとするモノクロ写真による作品群です。作家の目を通した十勝の姿を、そしてプリント技術の粋をご覧いただけるでしょう。
会期中は作家が常時在廊予定です。写真セミナーの講師も務める作家に、撮影やプリントについて直接聞くことができる機会となっております。ぜひ会場にてごゆっくりお楽しみください。
<展示期間>
2023年12月2日(土)~12月17日(日)
10時30分~18時 (毎週水曜日は休廊)
Comments