廊―KOHBUNDO―2021年最初の展示は書家・八重柏冬雷による個展です。
作家の活動は、主宰する書道教室での指導から自身の作品を通じた表現まで、多岐にわたります。昨年には、十勝に誕生した酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」で醸された酒のラベルに書を提供するなど、表現の場をさらに押し広げてきました。
必ずしも明るいばかりではない雰囲気の中で迎える新年。干支「丑」や「花鳥風月」の初春を寿ぐ作品や、地元十勝の防風林をモチーフにした前衛書に加えて、作家は時代の閉塞感にあがらう希望を込めた書を制作しました。
新春恒例となる八重柏冬雷「獨り展」。大型モニタでは揮毫の様子を映像でご覧いただけるほか、紙のコースターにしたためた「いろはうた」など、遊び心にもあふれた作品を展示しています。
寒さ厳しい折ですが、ぜひ足をお運びください。
<展示期間>
2021年1月5日(火)~24日(日)
10時30分~18時(水曜日定休)
<作家在廊予定>
土・日曜日の午後を中心に在廊予定
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